教育の方法

大勢の集団の場面では、遊びの仲間に入れない子どもがいます。人数が少なかったり、相手が自分よりおとなしかったり、劣っていたりすると自分から進んで仲間に入っていきます。また逆に相手が大勢であったり強かったりしますと当然言っても良いことまで言えなくなったり、さらにお世辞を使ったりします。このように1人の子どもの行動によって左右されますので、どの子も1人ひとりが相手と対等のお付合いができるように仲間の顔振りと遊ばせ方を工夫していきます。
子どもの人に対する態度が積極的であるか否か、その他作業能力、性質などを考慮して数人の仲間を作り、同一の机を囲んで食事をしたり製作をします。当番・合作などの特に協力を必要とする場合は、この仲間の中でさらにどちらにも良い影響を与えると思われる仲間を見出してグループ編成し、当番その他作業を一緒にさせてその効果を図ります。

集団指導のすじみち



[1]保育者が仲立ちになり遊びを見つける
[2]保育者が仲立ちになり友達を見つける
[3]保育者が仲立ちになり友達とのつながりをつける
[4]保育者が1人ひとりを認めクラスの中で位置づくようにしていく



[5]仲間づくり
[6]仲間とのつながりをつける
[7]少人数グループ活動の発展を通しての1人ひとりの充実
[8]クラスとしてまとまる
[9]進級をきっかけとした積極的な行動



[10]園全体への関心
[11]グループ内での相互理解を深める
[12]仲間意識の充実と認識活動の発展
[13]活動の自主計画と実践(イメージが持てる活動)

PAGE TOP